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車のバンパー傷をDIYで補修する方法!予算1万円以内で直しちゃおう

車を買い替えてまだ3ヶ月も経ってない頃に、うっかり段差で擦ってしまい、かなり目立つ傷ができてしまいました……。

さすがに悲しいけど、板金屋さんにお願いすると数万円コース。万単位の出費も痛いので、今回はDIYでバンパーの擦り傷を直してみることにしました!結果は、よっぽど近づかないと分からないほどに仕上がって満足です。

この記事では、筆者が実際におこなった工程を、写真を添えて紹介します。車をぶつけないのが一番ですが、万が一ぶつけちゃった際には是非参考にしてみてください。

バンパー補修のために準備したもの

今回準備したものは次のとおりです。

耐水ペーパー傷を研磨し、下地を滑らかにする
サンディングブロック均一な力でサンドペーパーをかけ、フラットな面出しをする
シリコンオフ作業部分を脱脂し、パテや塗料のはじきを防ぐ
バンパープライマー樹脂パーツのパテや塗料の密着度を高める
バンパー用うすづけパテ樹脂バンパーの傷を埋める
プラサフ下地塗装剤
ボデーペン塗料スプレー
クリアー仕上げ用艶出しスプレー

ここまで全て準備して、費用は約1万円弱。カーコンビニ俱楽部やイエローハットのサイトでバンパーの傷修理の相場を調べると約2~5万円となっています。

実は、筆者は車屋さんでの勤務経験(二級整備士免許持ち)がありますが、当時の感覚で見積もりをしても約2万5,000円~3万円、現在は材料代も高騰しているようなのでもう少し高くなる可能性もあります。

仕上がりはプロの方が良いのは言うまでもありませんが、半分以下の費用で目立たなくなるなら試してみる価値はあるでしょう。

DIYでパンパーを補修する6ステップ

DIYでバンパーを補修するステップは次のとおりです。

とくに、傷の研磨やパテの工程は手を抜かずにやっておかないと、サフェーサーや塗装を吹き付けた際に凸凹が浮いてしまいます。塗装でごまかせば良いや、と手を抜いてしまうと後の工程で失敗してしまうことにもつながりますので、1つ1つの工程を丁寧におこなうようにしましょう。

  • 傷をサンドペーパーで研磨する
  • パテを盛る
  • パテを研磨する
  • プラサフを吹き付ける
  • プラサフを研磨する
  • 塗料を吹き付ける
  • クリアーを吹き付ける

傷をサンドペーパーで研磨する

まずは、傷によってできた凹凸をサンドペーパーで研磨していきます。傷を研磨する際には、120~180番くらいの粗目のサンドペーパーを使用します。また、平面を削る際には、均等な力で研磨できるようにサンディングブロックを使用しましょう。

目安としては、指の腹で削った部分を撫でて、傷によるバリを感じずに滑らかになる程度まで削ります。バンパーの下地の黒い部分が見えるまで削っても構いません。

パテを盛る

傷を研磨したら、パテを盛っていきます。ただし、いきなりパテを盛るのではなく、準備が2つあります。

  1. シリコンオフの吹き付け・拭き上げ
  2. パンパープライマーの吹き付け

シリコンオフで作業面の脱脂をし、バンパープライマーでパテの密着度を高めます。この工程を省いてしまうと、後々になってパテが欠落してしまう原因にもなってしまうので必ず実施しておきましょう。

シリコンオフによる脱脂とバンパープライマーの吹き付けが終わったら、パテを盛っていきます。パテは、乾燥する際に収縮して痩せてしまいますので、一度に厚く盛るのではなく、薄く数回に分けて盛っていくようにしましょう。

パテは続く工程で削りますので、塗装面より高く盛っておきます。

パテを研磨する

パテが硬化したら、まずは320番、続いて600番のサンドペーパーで削り、周囲との段差をなくしていきます。バンパー用うすづけパテの硬化時間は約1~2時間。気温が高いと短い時間で硬化しますが、気温が低いと硬化時間は長くなりますので注意が必要です。

パテは、周囲の塗装部分よりも削れやすいため、傷の凹み部分に盛ったパテが削れてえぐれてしまう場合があります。その場合は、周囲を削って凹みに合わせるのではなく、えぐれた部分に再度パテを盛ります。

指の腹でパテの周囲を撫でた際に、パテを盛った部分と周囲に段差を感じないように削れたらOKです。この工程で、段差を残してしまうと、塗装した際に確実に浮き上がってしまいますので、時間がかかっても妥協しないように作業をするようにしましょう。

プラサフを吹き付ける

パテを周囲との段差が無くなるまで削れたら、プラサフを吹き付けていきます。プラサフを吹き付ける前に、パテの削り粉を綺麗に清掃し、塗装しない部分をマスキングしたら、シリコンオフで脱脂し、バンパープライマーを吹き付けます。

プラサフは一気に吹き付けると垂れてしまいますので、少しずつ数回に分けて吹き付けるようにしましょう。

プラサフを研磨する

プラサフと周囲の塗装に段差が無くなるように、1,000番のサンドペーパーで研磨します。この際に段差が残っていると、塗装した際に確実に浮いてしまいますので、とくに丁寧に作業していきましょう。

プラサフを研磨できたら、周囲の塗装部分をコンパウンドで磨き、古い塗膜を綺麗にしておくと塗装時に馴染みやすくなります。

塗料を吹き付ける

最後に、周りに塗料が散らないようにしっかりマスキングしてから塗料を吹き付けていきます。マスキングの部分で塗装が段差になってしまうので、パネルの境目やプレスラインに沿ってマスキングをするようにしましょう。

一気に吹き付けると塗料が垂れてしまいますので、数回に分けて吹き付けましょう。

クリアーを吹き付ける

塗料を吹き付けたら、塗料が乾く前にクリアーを吹き付けます。塗料を吹き付けてから5分程度でクリアーを吹き付けるのが目安です。

クリアーが乾いたら完成!プロの仕上がり程ではありませんが、パッと見で目立たなくなったのではないでしょうか。

万が一擦ってしまったらバンパーのDIY補修にチャレンジしてみよう!

できるだけ車に傷はつけたくないけど、とくにバンパーは傷がつきやすいもの。

バンパー補修に限らず、DIYを失敗してしまうのは、工程を省いてしまったり途中の工程で妥協してしまったりが原因です。手順どおり丁寧におこなえば、バンパーのDIY塗装は意外と難しくありません。

今回のDIYは、ソフト99さんのサイトを参考に進めさせていただきました。また、ソフト99さんの商品を買った際についてきた小冊子も非常に分かりやすく、作業の参考にさせていただきました。

この記事の手順とともに、ソフト99さんのサイトや小冊子も参考にしてみてくださいね!

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