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書評ブログを始めてみよう!書評ブログの書き方とメリット

読書好きの人の中には、書評ブログを書いてみたいと考えたことがある人も多いのではないでしょうか?

筆者も、ガチの読書好きの人には及びませんが、月に平均して3~5冊程度は本を読んでいるので、読書は好きな方だと思います。自分が「良いな!」と思った本の感想を誰かと共有したいと思い、書評ブログを始めることにしました。

この記事では、書評ブログを始めるにあたって、書評ブログの書き方やメリットをリサーチした内容をまとめています。筆者と同じように、書評ブログを始めてみようと考える方の参考になれば幸いです!

なお、このブログを書く際に参考にさせていただいたサイトは次のとおりです。

読みたい本の探し方(オススメの書評ブログ 10選)

プルーストを読む生活

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書評ブログを書くメリット

書評ブログは、自身の受けた感想や、とくに共感した部分を書き留めておく読書メモにもなります。また、ブログとして公開された記事を誰かが読んでくれることで、本好きの人とつながることができる点もメリットです。

初心者ライターやブロガーにとっては、文章を書く練習になる点もうれしいですね。

  • 自身の読書メモとなる
  • 自身の受けた感想を整理できる
  • 自身の思考を整理できる
  • 本好きの仲間ができる
  • 文章を書く練習になる

ここでは、書評ブログを書くことによる具体的なメリットを解説します。

自身の読書メモとなる

読んだ本に感想を添えて記録しておくことで、自分だけの読書メモを作ることができます。ブログを見返した時に、過去の自分がどんな本を好きで、どのような点に心を動かされたのかを思い返すことができるのは財産になりますね。

電子書籍派の人は物理的なコレクションを増やすことはできませんが、書評ブログを積み上げておくことによって自分だけの本棚を作ることができます。

自身の受けた感想を整理できる

その本を読んだことで、自身の受けた感想を言語化して整理できる点も書評ブログのメリットです。

同じ作品を読んだ際にも、自分の年齢やライフステージの変化によって受ける印象が変わるケースは少なくないでしょう。どのような点に心を動かされたのかを書き留めておけば、後々見返した際に「あの時の自分はこういう感想を持っていたのか」と、今の自分と過去の自分との差を見つけることもできます。

自身の思考を整理できる

とくに、ビジネス書や実用書を読んだ時などに、書評ブログを書くことは自身の思考の整理にもつながります。

印象に残った章や部分を要約してまとめることで、本の内容をより深く理解することができます。ビジネス書や実用書の書評ブログが積みあがれば、それだけ自分が勉強をしてきたという形を残すことにもつながりますね。

本好きの仲間ができる

ブログとして記事を公開することで、本好きの仲間とつながることができる点もメリットです。

書評ブログを読んでくれる読者の多くは、書評ブログの対象となる書籍のタイトルで検索してブログにアクセスしてくれるユーザーです。そのため、自分が読んだ本に同じように興味を持っている方が書評ブログを読んでくれる可能性が高くなります。

SNSなどで書評ブログを書いたことを発信しておけば、同じ本を好きな人と感想を言い合える場所を作れるかもしれませんね。

文章を書く練習になる

書評ブログを書く際には、自身の感想やどのような点にどう共感したかを文章化する必要があるため、文章を書く練習になります。とくに、ライターやブロガーを目指す方にとっては、案件獲得前の練習にはもってこいでしょう。

また、どのような感想を持ったかをしっかり言語化することで、語彙力の引き出しを増やすことにもつながります。友達と本の感想を言い合うのなら「ヤバい」「エモい」で構わないでしょうが、書評ブログではそれをしっかりと言語化する必要があります。

書評ブログの代表的な構成

書評ブログに決まった型があるわけではありませんが、ある程度、これを入れておくと読者が読みやすい基本の構成はあります。書評ブログの代表的な構成は次のとおりです。

  • 本、著者のかんたんな紹介
  • なぜこの本を選んだのか
  • ユニークな一節の引用
  • 自分の感想

さらに、書き出しとなるリード文と、まとめ文章を記載すれば、ブログ記事としての体裁が整います。ここでは、それぞれの項目にどのような内容を書いていくかを解説します。

本、著者のかんたんな紹介

まずは、書評を書く本や著者をかんたんに紹介します。読んだ本の情報を整理してまとめておくことで、読者が書評で紹介されている本に興味を持ってくれた際に探しやすくなりますので、ユーザビリティが向上します。

基本的には、次のような情報をまとめておくようにしましょう。

  • 書籍名
  • 著者名
  • 出版社
  • 出版年
  • ジャンル
  • ページ数
  • あらすじ

たとえば、著者に直木賞などの受賞歴のある場合、受賞歴を記載しておくのもよいでしょう。

本、著者を紹介する際には、誤字は厳禁です。本のタイトルや著者名に限らず、名詞を間違わずに記載するためには出版社のサイトなどの公式の情報からコピー&ペーストするのが確実です。

なぜこの本を選んだのか

なぜ、その本を読もうと思ったのか、選んだ理由を書いておくことで、すでに同じ本を読んだ読者から共感を得られる可能性があります。たとえば、ドラマや映画を観て、原作の小説を読んでみたくなったから、また、SNSで話題になっていたから、などさまざまな理由があるでしょう。

筆者は、宮島 未奈さんの「成瀬は天下を取りにいく」を読みましたが、こちらは、表紙のイラストが好み過ぎて思わず購入した「ジャケ買い」です。

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ユニークな一節の引用

本のあらすじやストーリーを解説するだけではなく、自身の心に残った一節を引用して紹介してあげることで、これからその本を読んでみようかと考える方の参考になります。

たとえば、辞書を編纂する編集者たちの奮闘を描いた、三浦しをんさんの「舟を編む」には、辞書編集者ならではの言葉に関する解釈がユニークです。

ベテラン編集者が、自社の別部署を訪ねた際、客ではないと言っているにも関わらず「お客さまです」と言われたことに不満を持つシーンでは、次のように編集者の心情が描かれています。

少し腹が立ったが、「『よそから来たひと』というニュアンスはまったく含まれず、純粋に『訪問者』の意で使われた『客』かもしれない」と思うことで、荒木は自分を納得させた。

三浦しをん 舟を編む 光文社文庫

単語のさまざまな意味を解釈する表現は、筆者自身がライターであることもあり、非常に面白かった点です。

「舟を編む」は映像化もされており、筆者もアニメ版を観たことがありますが、言葉の表現だけを取ると、やはり活字で読める小説版の方が読み取りやすい部分があるかと感じました。もちろん、アニメ版も信頼感の高い「ノイタミナ枠」であることもあり、クオリティの高い作品です!

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本を読んでの自分の感想

最後に、その本を読んでの自分の感想を文章にまとめます。書評ブログにおけるメインの部分となりますので、しっかりと気合を入れて書くようにしましょう。

しかし、基本的には、小学校、中学校の時に書いた読書感想文のようなものと考えて大きな間違いはありません。自身の受けた感想を伝えることを大切に、気楽に書いていきましょう。

書評ブログを書く際に押さえておくべきポイント

書評ブログを書く際に、やってしまいがちな失敗が本の内容を批判してしまうことです。書評とは、本を批評することですので、よい点、悪い点を指摘することは間違いではありません。しかし、あまりにも本の内容の批判ばかりの内容だと、その本が好きで検索してブログにたどり着いてくれた方不快な思いをさせてしまうだけです。

書評ブログは、もし著者の目に触れた時にも喜んでくれるような書き方を心がけましょう。ただしべた褒めだとサクラやアフィリエイトブログっぽくなり過ぎてしまいます。この本を読んで良かったから、あなたにも読んで欲しいという気持ちを意識するようにしましょう。

また、書評ブログ全体で、記事のフォーマットを定めておくと、ブログに統一感が出て読みやすくなります。ガチガチに縛る必要はありませんが、構成を統一する、サムネイルの画像のレイアウトを統一するなど、工夫してみましょう。

自分の感想も、あまりだらだらと長くなり過ぎないように伝えたいメッセージを絞るのがポイントです。ブログを書きながら本を見返していると時間がかかってしまいますので、自分の心に残った点を、読みながらメモを取る癖をつけるのものもよいでしょう。

書評ブログ、著作権は大丈夫?

書評ブログを書く際に、気になるのが著作権です。小説は創作物ですので、著作権は作者や出版社に帰属し、守られています。

近年では、ファスト映画をYouTubeにアップしていた人や、ジャンプ作品のネタバレサイトを運営していた人が逮捕された事例もあり、著作権には敏感になっておくべきです。

ただし、過度なネタバレに気をつけて、一般的な良識の範囲内で書評ブログを書く分には、著作権を侵害してしまう心配はありません。とくに、本の内容を引用する際には、引用のルールに注意をするようにしましょう。

  • かぎカッコなどで区別する
  • 主従関係を明確にする
  • 引用元を明記する
  • 正確に引用をする

引用元を明記したからといって、あまりにも広い範囲を転載するのは著作権侵害に該当する可能性があります。あくまでも、一節を引用するに留めて、記事の主な部分は自身の感想や意見で占めるようにしましょう。

ブックレコメンドに登録してみよう

書評ブログでお小遣い稼ぎをしてみたい人は、書評サイト「ブックレコメンド」の寄稿者として登録してみるのもよいでしょう。

ブックレコメンドでは、書評の寄稿者を募集しており、課題図書の書評を寄稿して採用されれば、サイトに自身の書評が掲載されます。掲載された書評に集まったいいね数に応じて報酬を受け取ることができます。

また、書評ブログを運営している場合、記事に広告をつけることで収益を得ることもできますので、副業として書評ブログを運営するのもよいのではないでしょうか。

ブックレコメンド

書評ブログは難しくない!書評ブログを始めてみよう

書評ブログは、基本の構成に沿って書けば初心者でも難しくありません。とくに、初心者ライターやブロガーにとっては、文章を書く練習にもなりますので、ポートフォリオ代わりに書評ブログを始めてみるのはおすすめです。

また、読書好きの方にとっては、読んだ本の数がそのままネタの数になりますので、ブログのネタ探しに悩んでいる方にも最適な題材といってよいでしょう。

筆者自身も書評ブログを始めてみようと思っています!興味のある方は、私と一緒に書評ブログを始めてみませんか。

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