家庭菜園では、園芸店やホームセンターで苗を買って植えるという方が多いのではないでしょうか。
筆者も家庭菜園初心者ですので、苗を買って春植え野菜の栽培を始めたばかりです。
しかし、せっかく家庭菜園をするなら、タネから野菜を植えて発芽する喜びも体験してみたいところ。
この記事では、タネから苗を育てる「育苗」にチャレンジした際の流れを解説します!

育苗とは?
育苗とは、タネを直接畑にまくのではなく、ポット等で苗になるまで成長させることを指します。
ポットは移動できますので、悪天候や寒さの厳しい時には室内に入れて、安定した環境で苗を育てることができます。
また、タネには「発芽率」があり、まいたタネがすべて発芽するわけではありません。育苗をすることにより、発芽した苗だけを畑に植え付けることができる点もメリットです。
そのため、タネから野菜を育てる際には、育苗の工程を挟むメリットがありますね!
具体的な流れ
今回は、春植えのきゅうりとミニトマトの育苗にチャレンジします。

育苗に使うポットは、1個1個が分かれているものよりも連結されているものが使いやすいです。

まず、育苗用の土をポットに敷き詰めていきます。
今回は通常の培養土を使用しましたが、専用の育苗培土を使用するのがおすすめです。

人差し指で穴を開け、タネを植えていきます。

タネが隠れるように土をならしたら、水をしっかりあげておきましょう。

タネを植えてから1~2週間程度で芽が出てきました。品種にもよりますが、苗が10cm~20cm程度まで育ったら植え付けの目安となります。

こちらがミニトマトの苗。

きゅうりも植え付けしました。
うちの子たちはきゅうり大好きなので、自宅で採れたら喜んでくれるはず。
まとめ
苗から育てる家庭菜園も楽しいですが、タネから苗を育てるとより野菜に愛着も沸いてきますね!
たくさん苗を購入すると費用もかさんでしまいますので、同じ品種をたくさん植える場合には育苗をした方がコストパフォーマンスもよくなります。
自宅で野菜を育てて、新鮮な野菜を収穫しちゃいましょう!